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2010年3月 5日 (金)

(132)脳と心と体の関係(3)

●◎● 第三章 ●◎●

【先ずは早寝早起き!夜の光は危険】

①朝の光をキャッチして体内時計をリセットします

『地球の周期は24時間ですが、ヒトの生体リズムは約24.5時間。このズレを脳の中の時計(生体時計)がある「*視交叉上核(しこうさじょうかく)』というところで朝の光を感じてリセットします。この体内時計の働きで睡眠、体温、ホルモンの分泌などのリズムを刻んでいます。朝の光を受けず、明るさの変化がないと、体温やホルモンの分泌のリズムも崩れてしまいます。

②夜に浴びる光は子供にとって危険がいっぱい

『*夜も明るい環境で過ごすと、生体時計は昼間だと勘違いして、地球時間とのズレが大きくなります。このまま夜更かし朝寝坊状態が続くというのは、時差ボケが慢性化したようなもの。色々な生体リズムはバラバラになり、体調不良になってしまいます』

*視交叉上核:体内時計がある。生体リズムの発信地。睡眠と覚醒、体温、ホルモンの分泌などに関与する。

*夜の光は「*メラトニン」という細胞を守るホルモンを出しにくくします。

*メラトニンは、細胞を守る、規則的に眠気をもたらす、性的成熟を必要な時期まで抑えるという作用があるたいせつなホルモン。5歳くらいまでに最も多く分泌されます。メラトニンは、夜、暗くなると出てくるので、夜更かししていつまでも光を浴びていると、メラトニンの分泌が抑えられてしまいます。

③成長に必要なホルモンは、夜寝ているときに沢山分泌されます

『生後4ヶ月くらいから、夜寝ているときに成長ホルモンが集中的に分泌されるようになります。4~6歳ころからは、寝入ってすぐ、深く眠っている時に特に沢山分泌されます。成長ホルモンが十分に分泌されないと、脳や体の成長に影響が起きる事が心配されます。』

④体温のリズムは昼間の生活に影響します


『体温は、明け方に低く、起きると上昇して脳や体を目覚めさせ、活発に動けるようなリズムを刻んでいます。睡眠のリズムが乱れると体温のリズムも乱れてしまい、午前中にボーっとしたり、疲れやすくなります。』

⑤夜更かしや睡眠不足にはどんな危険があるか

『子供の心と体に悪影響ばかり。』

「夜更かしの子は睡眠時間が少ない」という調査結果があります。睡眠不足では脳の機能も身体機能も、意欲も低下します。知的面にも感情面にも影響します。

子供の行動に関する調査分析でも「規則正しく早く寝る」「朝早く起きる」事が単に「睡眠時間が多い事」よりも「子供の問題行動を減らす」可能性が高い事がわかっています

また、朝の光を浴びず歩行などのリズミカルな運動が減ると、セロトニンの働きも高まりません。更に運動量の低下による運動不足は肥満につながり、生活習慣病にかかる危険性を高めます。小児期に活動量が少ないと慢性的な疲労症候群になる危険性が高まるとも言われています。

このように夜更かし、朝寝坊は子供の心と体に悪い影響ばかりだという事が、様々な研究結果から解っています。幼稚園や保育園でも、朝からボーっとしている、イライラしている、ぐずるなど気になる様子の子供が居るようです。お子さんの様子が気になったら、生活リズムを見直しましょう。

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